6. Tokyo 2020 における喫煙

3年  鈴木 大輝

 いよいよ来年に迫った東京オリンピック・パラリンピック。

 現在、開催に向けた準備をしている中で様々な問題がでてきている。その中でも喫煙に関する問題が波紋を広げている。大会組織委員会は、大会期間中、競技会場の敷地内を全面禁煙(加熱式たばこを含む)にすることを決めた。選手、観客、ボランティアなど会場を訪れる全ての人が対象になる。オリンピックは近年、禁煙の活動に取り組んできたが、屋外を含めた全面禁煙は初めての試みとなる。

 背景には、IOC国際オリンピック委員会が「たばこのない五輪」推進を掲げていることがある。2018年に開催された平昌五輪でも全面禁煙が実施された。だが、屋外の禁煙は徹底されず、吸い殻のポイ捨てが多発したことから、東京大会ではより厳しくしていくようになった。ここまで禁煙を推し進めるのは、タバコを吸わない人たちを望まない受動喫煙から守るためである。受動喫煙をすることで肺がんのリスクが約1.3倍になるといわれている。 

 また、日本国内でたばこに対する目が厳しくなっていることも関係してきている。2018年に健康増進法が改正され、様々な施設で屋内禁煙になった。たばこ税も上がっておりたばこに対する目が一層厳しくなってきている。 私は、東京オリンピック・パラリンピックで行われる全面禁煙に賛成である。なぜなら、世界最大のスポーツイベントには老若男女問わず世界中から人々が集まるが、子供やお年寄り、また、たばこを吸わない人々を望まない受動喫煙から守るためにも全面禁煙は必要だと考えるからだ。

 そうすると、喫煙者には非常にストレスが溜まりそうだが、映画館やレストランなどでは禁煙がマナーとなっているように、オリンピック・パラリンピックでも禁煙がマナーと考えてほしい。